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プライバシー安全性しくみ

子どもの声は、どこへ行くの? データとプライバシーの話をわかりやすく

KidTalk Team

マイクから南京錠のついた経路がクラウドへ伸び、また戻ってくる様子。音声データの旅を表したイラスト

結論から先に: 録音は暗号化されて東京にあるGoogle Cloudのサーバーへ送られ、返事に変えられ、そして保存されません。返事を返した時点で、私たちのサーバーには何も残りません。残るのは会話のテキストだけで、それもご家庭のアカウントの中です。広告なし、プロファイリングなし、第三者への販売なし。そしてお子さんの声がAIの学習に使われることはありません。

プライバシーポリシーはたいてい法務のために書かれています。必要なものですが、保護者の方が本当に知りたいのはもっと素朴なことのはずです。

「うちの子がスマホに話しかけた。あれは、どこへ行ったの?」

その旅を、順番にたどります。

ある録音の、旅

1. 端末の上で——最長10秒

お子さんがボタンを押して話します。スマホやタブレットは最長10秒を録音し、アプリのメモリ上に保持します。音声ファイルとして端末のストレージに保存されることはありません。

この10秒という上限は、いくつもの役割を同時に果たす設計です。返事が速くなる。一方的な独白ではなく本当の「往復のある会話」になる。そして——長時間の録音がそもそもこの世に存在しない、ということでもあります。

2. 通信中——暗号化

音声はHTTPSで私たちのサーバーへ送られます。ネットバンキングと同じ暗号化です。通信の途中で、ご家庭のネットワークにもプロバイダにも、同じカフェのWi-Fiにいる誰かにも読めません。

3. 私たちのサーバー上——メモリに置くだけで、書き残さない

保護者の方がいちばん気にされる部分なので、具体的に書きます。

私たちのサーバーは**ステートレス(状態を持たない)**です。音声が届き、作業メモリ上に保持され、処理へ渡され、メモリは解放されます。ディスクに書き込むことも、ストレージに置くことも、データベースに保存することもありません。KidTalkに「子どもの声のアーカイブ」が存在しないのは、そもそも書き出す処理が一行もないからです。

4. Google Cloudで——東京、そして学習には使わない

音声はGoogleのAIサービスに渡され、それを聴いて返事が作られます。次に音声合成サービスが返事を読み上げます。どちらも東京にあるGoogle Cloudのサーバーで動いています。

私たちはこれらを事業者向けの契約のもとで利用しており、そこが重要な保証の根拠になります——お子さんの声がGoogleのAIモデルの学習に使われることはありません。 これが、企業向けクラウド契約と無料の一般向けチャットボットの決定的な違いです。他社アプリを検討されるときも、ここは確認する価値があります。

5. お子さんのもとへ——音声が返り、そして消える

返事は音声として戻り、スピーカーから再生され、破棄されます。こちらもファイルとして保存されることはありません。

6. 残るもの:テキストと、あなたのアカウント

ひとつだけ保存されるものがあります。会話のテキスト——お子さんが何を聞き、ポピーが何と答えたか——が、ご家庭専用の領域に記録されます。アプリ内の履歴画面から読む機能はプレミアムプランでのご提供ですが、プランを問わず開示のご請求に対応しますし、退会すれば削除されます。

これは意図的な設計で、理由は3つあります。

  • 確認できる状態にしておくため。 お子さんがAIと何を話したのか一切確認できないまま「信じてください」と言われるのは、フェアではありません。テキストを残すことが、確認を可能にしています。
  • 会話が続くように。 直前のやりとりを覚えているからこそ、「じゃあ、それはなんで?」が成立します。
  • 何かあったときに確認できるように。 おかしな返答があったとき、記憶に頼って言い争うのではなく、現物を見て検討できます。

アクセス制限はデータベースそのものに書かれています。ご家庭の履歴を読めるのはご自身のアカウントだけで、これは全リクエストに対して機械的に適用されます。他のユーザーが偶然見てしまう、ということが起きない仕組みです。

私たちが「あえてやらない」こと

機能より、ないもののほうが大事な場合があります。

広告なしKidTalkに広告はありません。広告ネットワークもトラッキングも存在せず、お子さんをプロファイリングする動機自体がありません
データの販売なし広告事業者にも、データブローカーにも、誰にも売りません
学習に使わない音声も会話も、AIモデルの学習には使用しません
カード情報を持たない決済はすべてStripe経由。カード番号を私たちが見ることも保持することもありません
本名不要お子さんの情報はニックネームと年齢のみ。フルネームも写真も住所も登録しません
長時間録音なし上限10秒。設計上の上限です

もうひとつのプライバシー——家庭の中の話

ここまでは会社との関係の話でした。家庭にはもうひとつ、避けて通れない問いがあります。

子どもの会話を、親は読んでいいのか。

5〜6歳のお子さんなら、読むことをおすすめします。 この年齢では監視というより関心の共有で、どんな質問が出たかを見るだけで、その子の頭の中がよくわかります。

もう少し大きいお子さんの場合は、「見られること」を本人に伝えておくのがよいと思います。「ポピーとの会話、お母さんは読めるからね」——これは子どもが知っておいてよいことです。こっそり監視することは、壊れると直しにくいものを壊します。開示された確認は、単なる家のルールです。

そして履歴のいちばんよい使い道は、チェックではなく会話です。「火山のこと聞いてたね。なんで気になったの?」

他のアプリを確かめる、6つの質問

以下は子ども向けアプリ全般に使えます。ダウンロードの前にどうぞ。

  1. 音声データはAIの学習に使われますか? 書面で明確に「いいえ」であるべきです。
  2. サーバーはどこにありますか? 曖昧な回答は黄信号。リージョン名まで書いてあれば良い兆候です。
  3. 広告はありますか? 広告があるとプロファイリングの動機が生まれます。子ども向けアプリのプライバシー問題は、たいていここが根です。
  4. すべて削除できますか? 退会でデータが消えること、その所要期間が明記されていること。
  5. 子どもの発言を保護者が読めますか? 読めないなら、その理由を尋ねてください。
  6. 運営者は誰で、どこにいますか? 事業者名と連絡先。なければ見送りで結構です。

アプリ選びの詳細は安全なAIアプリの選び方、正式な記載はプライバシーポリシーをご覧ください。

よくあるご質問

子どもの声はどこかに保存されていますか? 私たちのサーバーには残りません。返事を作る数秒のあいだメモリ上に存在し、その後消えます。残るのは会話テキストで、それもご家庭のアカウント内です。

KidTalkの社員が子どもの声を聞くことはありますか? 聞くための保存音声が存在しません。会話テキストはご家庭専用の領域にあり、他の利用者がアクセスすることはできません。社内でも、サービスの運用とサポートに必要な範囲に限ってアクセスを制限しています。

Googleが音声を保持することはありますか? 無料の一般向け条件ではなく事業者向けのクラウド契約のもとで処理されており、Googleのモデル学習には使用されません。

退会したらどうなりますか? アカウント削除でデータは削除されます。税法上一定期間保存が必要な決済記録など、例外の保持期間はプライバシーポリシーに記載しています。

アカウントを作らずに使うほうが安全では? 会話にはログインが必要で、アカウントなしでは使えません。これは意図的です。匿名で使えると、履歴を確認できる人がいなくなり、利用について責任を持つ保護者もいなくなります。アカウントは成長戦略ではなく安全機能です。

子どものプライバシーに関する法令には対応していますか? KidTalkは13歳未満のお子さんを対象としており、COPPA(米国児童オンラインプライバシー保護法)の保護者同意要件、GDPR、日本の個人情報保護法に沿って運営しています。詳細はプライバシーポリシーに記載しています。

まとめ

お子さんの声がどこへ行くのか、一行で言えば——暗号化されて東京へ行き、戻ってきて、どこにも残らない。

  • 最長10秒。ファイルとして保存されない
  • サーバーではメモリ上のみ。ディスクに書かない
  • 処理は東京。学習には使わない
  • テキストだけがアカウントに残る(保護者が読むため)
  • 広告なし、データ販売なし、プロファイリングなし

「子どもの声はどこへ行くの?」には、保護者が最後までたどれる答えがあるべきです。 それを示せないアプリがあるとしたら、示せないこと自体が答えです。

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